認知症あったかホームコンサート2023
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開催趣旨
~コンサートで発信したいこと~
こんにちは。認知症あったかホームコンサート特設ページへ、ようこそ!
本コンサートは、今年で13回目になる「福岡県の介護の日のイベント」です。介護の持つ豊かさを伝え、介護人材の発掘や育成、グループホームや小模多機能ケア等の地域密着型サービスの理解を広め、それらを通して認知症と共に生きる共生社会の普及・促進を図ることを目的としています。
中でも、特に重視してきたのは、私たちが長年、支援の場で培ってきた本人主体のケアであり、認知症当事者の発信や社会参加です。
しかしながら、この数年、介護現場や介護を取り巻く状況は、私たちの期待とは裏腹に、本人主体から提供者主体へと逆行しているのではないかと危惧しています。その背景には、長期化する介護人材の不足と新型コロナウィルス感染対策による現場の疲弊により職員やケアを育てていくという余裕がないという現実があります。そんな問題意識を持って、今年のテーマを「福岡発、ケアの「真ん中」のものがたり~未来のケアとまちをつくる~」としました。ケアの「真ん中」とは、私たちが長年、育ててきたケアの姿であり、認知症であってもなくても、互いにつながり、共に生きる社会のあり様でもあります。福岡には、全国に誇る「よりあい」というケアのブランドがあります。私たちは長年、「よりあい」に学び、グループホームや小規模多機能ホームのケアや支援を育ててきました。その「真ん中」は、まさに本人主体のケアであり、お年寄りの生き方です。コンサートでは、3つのトークライブを通して、「よりあい」のケアの原点、地域密着型サービスと地域支援、そして本年6月に制定された“認知症基本法”に沿った地域づくりへの期待について認知症当事者を交えてセッションし、それらをしっかりと次世代に受け継ぐ「場」としたいと思います。
何故、「ものがたり」なのか?
それは私たちが真にケアの豊かさを感じるとき、そこにはいつも認知症の人
の生き方やその人とともにある「ものがたり」が存在するからです。
2023年8月25日
認知症あったかホームコンサート2023
実行委員会
実行委員長 大谷 るみ子
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開催日時・場所
2023年11月23日木曜日 (祝日)
パピヨン24 ガスホール(2階)福岡県博多区千代1-17-1
☎092-633-2222
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参加お申込み
お申込み・お問い合わせ
●申込みは、申込みフォームから、もしくは参加申込書をダウンロードしてメールかFAXでお送りください。
(FAX:0944-59-1031 E-mail:npofukuokagh@gmail.com)
●定員(会場250名)になり次第、締め切らせていただきます。
●電話での問合せについて 090-1267-6472(受付時間9時~17時)
受付時間内でも対応できない場合があります。
●オンライン参加の場合:Zoom プロ大規模ミーティングを利用します。 ミーティングID、パスコードは、 開催2週間前までにメールで連絡します。メールアドレスを必ずご記入ください。(申込み締切11月16日)
●個人情報については、厳重に管理しこのコンサートの参加確認・受付のみに使用します。
申込みフォーム
すべてご記入のうえ送信してください
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01
プログラム
12:50 | ムービー上映(“花は咲く”応募動画ムービー) |
13:00 | 開会あいさつ 福岡県保健医療介護部より |
13:05 | 第1部 トークライブ 1) 「よりあい」から始まり、地域とつながるケアの先に 宅老所よりあいの代表 村瀬 孝生さん 福岡市認知症フレンドリーセンター 党 一浩 2) 「はいかい」ではなく「人」に目を向けるまちへ “認知症基本法”への期待 認知症サポート壱行の会 福田 人志さん NPO 法人福岡県高齢者グループホーム協議会 大谷 るみ子 |
14:20 | 休憩 (“花は咲く”応募動画ムービー上映) |
14:30 | 第2部 コンサート 音楽でつながるひととき ♪演奏者 ザ・ヒーリング ヴァイオリン 松田淳一 ピアノ 松田淳子 ヴァイオリン 柳浦香澄 打楽器 光本諭史 ♪演奏曲 現在選曲中 |
15:00 | 第3部 トークライブ ケアの「真ん中」が見えてきた、未来を生きるきみたちへ 若手介護職員×学生×外国人留学生×認知症当事者に聴く 聞き手 : 福岡介護福祉専門学校 河邉隆二 筑紫地区小規模多機能連絡会 平原由香 |
15:25 | エンディング みんなで歌おう!「花は咲く」 ・福岡市パートナーズカフェの皆さん・さろ~んちくし野の皆さん ・大牟田市認知症本人交流会女子会の皆さん・認知症の人と家族の会の皆さん |
15:40 | 閉会あいさつ 認知症の人と家族の会福岡県支部 代表 栁 竜一 |
15:45 | エンドロール ♪タイム トゥ セイ グッバイ サルトーリ この曲に秘められた意味に加え、私たちの心からの願いと未来への期待を込 めて、長年コンサートの最後にお送りしています。 |
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02
「花は咲く」動画募集について
本コンサートでは、認知症とともに生きる共生社会の実現に向けて、世代を超えて多くの人々がつながり、助け合える地域のあり方を発信してきました。エンディングでは毎年、参加者の皆さんと一緒に、「花は咲く」(菅野よう子)に寄せて、身近な人たちへの思いやりや応援の気持ちを歌と手話に込めています。今年は、下記のように、「花は咲く」の歌と手話の動画を募集します。
公式LINEについて
特設ページの追加情報など、発信いたします。また参加申込、動画応募が可能です。
左に表示されているQRコードから登録が可能です。
応募方法
・ 学校、家族、友人、団体、施設等のグループで応募してください。
・ 応募期間 8月25日(金)~10月31日(火)
・ オリジナル伴奏音源を使う場合は、1番のみとなっています。手話動画、手話イラストを参考にして、グループでチャレンジしてください。伴奏なしの歌と手話だけでも、また独自に伴奏をつけてもかまいません。
・ 動画の応募方法については、9月初旬までに案内いたします。
・応募動画の中から、「あったか賞」(図書券:1万円)として3点選び、当日コンサートで発表します。奮ってご応募ください。また応募動画は、当日コンサートの中で紹介します。
・個人情報保護上、応募動画は本コンサート以外に使用いたしません。
・動画は3分以内で作成してください。
・動画の応募は公式ラインに登録し、公式ラインを通して応募してください。
・締め切りは10月31日(火)となりました。
動画・音源・資料
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03
講師・演奏者プロフィール
村瀨 孝生
福岡県飯塚市出身。東北福祉大学卒業。1988年、特別養護老人ホーム生活指導員。1996年、第2宅老所よりあい所長、2013年、宅老所よりあい代表。2015年よりあいの森施設長。2022年よりあいの森施設長退任 現在:よりあい統括所長:社会福祉法人福岡ひかり福祉会理事。
著書に「おばあちゃんが、ぼけた」「看取りケアの作法」「シンクロと自由」「ぼけと利他」等がある。
党 一浩
(介護福祉士、介護支援専門員) 福岡市認知症フレンドリーセンター センター長
1974年生まれ 趣味が高じ自動車整備士の国家資格を取得後、大手自動車メーカーのディラーでメカニックとして勤務する。車検の毎日に疲れ果て、人恋しくなり介護の世界へ転身する。病院の看護助手から始まり介護福祉士、介護支援専門員として介護老人保健施設、認知症グループホーム、居宅介護支援、小規模多機能型居宅介護で主に認知症高齢者の支援に携わる。また、自宅や地域で暮らし続けるための手立てとして介護事業所と地域との融合を求め、住民主体の認知症カフェ(つつみカフェ)の立ち上げに関わり住民参加型の介護支援に期待を寄せている。現在は福岡市が運営する認知症フレンドリーセンターに勤務し、認知症にやさしいまちづくりを目指し活動している。
福田 人志
1962年 山口県岩国市生まれ、2014年まで調理師として病院や福祉施設で勤務
2014年 51歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断
2015年 任意後見人の中倉美智子氏と、「認知症サポート壱行の会」を設立
2016年 当事者主体のカフェ「峠の茶屋」を立ち上げて、現在も毎月開催壱行の歌やクーピー画、原画作りを続けている
2017年 佐世保県北認知症疾患センターの付属機関として、若年性認知症支援相談員として勤務。就労支援を視野に入れた相談をサポートしている。大牟田市ほっと・あんしんネットワーク模擬訓練へも当事者として初めて視察される。
2018年 当事者による全国組織である、日本認知症本人ワーキンググループの会員であり理事
全国の認知症当事者との交流連携を深め、当事者や家族が住みやすい地域づくりを目指し、取り組んでいる。
2020年 西日本新聞社の、くらしのコーナーに「壱行の歌 認知症を描く」のコラムを16話連載2021年 長崎県知事より「ながさきけん希望大使」の委託を受ける。佐世保市とともに本人ミーティングを毎月開催している。大牟田市へ何度も足を運んでいただき、若年認知症の本人との交流会や活動に参加されている
大谷 るみ子
社会福祉法人東翔会 グループホームふぁみりえホーム長
NPO法人福岡県高齢者グループホーム協議会理事長
1990年、医療法人東翔会東原整形外科病院看護部長。1996年より2018年まで、毎年デンマークへ福祉研修に赴き、‘98より6年間、デンマークフュン県社会保健介護士養成学校日本実習担当となる。
2001年より社会福祉法人東翔会グループホームふぁみりえホーム長。同年認知症ケア研究会(‘13認知症ライフサポート研究会と改称)設立し、代表となる。大牟田市と協働し全国に先駆けて認知症コーディネーター人材育成、地域づくりに取組む。‘04よりはやめ南人情ネットワーク世話人(現在、はやめ人情ネットワークと改称、事務局長)として地域全体で認知症SOSネットワークの構築に取組む。‘06年よりNPO法人福岡県高齢者グループホーム協議会理事長。‘08年NHKのプロフェッショナル仕事の流儀に出演。’13年より福岡県認知症施策推進会議副委員長。‘14年西日本新聞「まちでみんなで認知症と生きる」連載(全33回)
書籍:大牟田市認知症ライフサポート研究会として絵本「いつだって心は生きている~大切なものを見つけよう」(中央法規)、社会福祉法人東翔会として監訳、デンマーク発痴呆介護ハンドブック~介護にユーモアとファンタジーを~ (ミネルヴァ書房)
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04
Tone-Key Quartet (トンキーカルテット)
2021 年、仙台高橋裕子モダンバレエ研究所「東日本大震災 10 周年記念公演」の折、
同研究所の依頼を受け結成された。
以来、クラシック音楽からジャズ、ポップスに至るあらゆるジャンルの音楽を手が
け、年代を問わず楽しめるパフォーマンスの実現を目指している。
打楽器・弦楽器・鍵盤楽器で構成されており、これは音楽の三大要素である、
リズム・メロディー・ハーモニーを完全な形で表現できるものである。メンバーが扱う楽器はピアノを代表とする全ての鍵盤
楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、馬頭琴などの擦弦楽器、それにパーカッションである。
光本諭史 (パーカッション)
大阪音楽大学音楽学部器楽学科打楽器専攻卒業。同大学卒業演奏会に出演。
卒業後、オーケストラや吹奏楽でのエキストラを始め、多数の学校での打楽器指導及びバンドトレーナーとして後進の指導を行っている。
現在、打楽器パフォーマンス「レバレッジ」メンバー、京都外国語大学吹奏楽部バンドトレーナー、大阪国際大学短期大学部 専任教員。
柳浦香澄 (ヴァイオリン)
大阪音楽大学卒業。
2012 年よりソロリサイタル開催。2014 年 渡伊、フィエゾーレ音楽学校にてヴァイオリンとヴィオラ、ルイージ・ケルビーニ音楽学校で室内楽を学ぶ。
国内外で演奏活動する傍ら、フィリピン・シリマン大学等で後進の指導にもあたっている。現在、貝塚クラシック協会会員、大阪チェンバーオーケストラ、LuftMusica に所属。NPO 法人アジア音楽教育者育成プロジェクト理事。
松田淳子 (ピアノ)
ピアノを佐藤价子、梅本俊和、松浦豊明に師事する。
大阪音楽大学を卒業後、教育助手として同校に勤務しながら演奏活動を始め、1985 年に渡欧。ベルギー、オーストリアで V.マルグリス、P.ダンに師事。ソロリサイタルや様々なコンサートに出演した後、1987 年に帰国。現在は主に室内楽、伴奏ピアニストとして活動し、フィリピン・シリマン大学などで後進の指導も行っている。KTV ピアノコンクール優勝。NPO 法人アジア音楽教育者育成プロジェクト監事。
松田淳一 (ヴァイオリン)
大阪音楽大学大学院修了後、ブリュッセル、マヨルカ、ウィーンなどに居を構え活動する。
その間ルクセンブルク交響楽団・マンハイム交響楽団・スペイン交響楽団の連合オーケストラ、スペインポレンサ国際交響楽団コンサートマスターに就任する。フィリピン・シリマン大学、大阪音楽大学、小林聖心女学院、帝塚山女学院等で後進の指導にあたる。
浜松市楽器博物館所蔵 11 弦楽器による CD「美しきヴァイオリンの世界」をコジマ録音よりリリース。
論文“The True Role of the Fingerboard and Misunderstandings”がアメリカの専門雑誌に掲載される。
NPO 法人アジア音楽教育者育成プロジェクト理事長。
施設の入居者とスタッフでZoomで楽しめるようになって、喜んで拝見しています。講演も音楽も素晴らしいです。
特に手話歌「花が咲く」は、適当ですが手を動かして皆でワイワイやっています。
これからも、続けていただくようお願いします